愛知県・一宮市・歯科・こどものはいしゃさん【医療法人颯真会はないけ歯科】小児歯科・矯正歯科・ホワイトニング・インプラント

炭酸ガスレーザー【Panalas C05Σ】口腔内のさまざまな治療に使用します｡知覚過敏の処置や予防歯科として歯質の強化、虫歯の除去にも使用することができます。レーザー治療なら､出血もほとんどなく､傷口もキレイで､治りが早く､治療後の痛みもほとんどありません｡また口内炎の痛みをわずかな時間で和らげることも可能です。生体に悪い影響は及ぼしません。

虫歯の進行を防ぐ理由

・歯の再石灰化を促進する
・酸に強い歯を作る
・虫歯が酸を作るのを抑制する

食習慣のポイント

ダラダラ食いをさけ、規則正しい食習慣を身につけましょう。
おやつは、食べる量を決めましょう。１日最高２回まで。
甘い食べ物には、ジュースでなく水やお茶、ウーロン茶を飲みましょう。
お菓子だけではなく、バナナなどの果物をおやつに食べましょう。
就寝中はだ液の量が少ないので、寝る前の飲食をしないようにしましょう。
むし歯菌は、ブクブクうがいで取り除くことはできません。飲食の後は、必ずハミガキをしましょう。

予防歯科とは

むし歯や歯肉炎・歯周病など口腔内のトラブルが発生する前に原因を作らないように予防することで、おもに、フッ素塗布、レーザー、歯科医院でのクリーニング(スケーリングやＰＭＴＣなど)、３ＤＳがあります。

子供の予防歯科

・規則正しい生活

間食は決まった時間に。ダラダラ食いをするとむし歯の原因になります。甘いものを食べた後は特に丁寧な歯磨きを心がけましょう。

・フッ素

フッ素入り歯みがき剤をつかうことで、酸に強い丈夫な歯をつくる（歯質の強化）、酸でとけ始めた初期のむし歯をもとにもどす（再石灰化の促進）、むし歯菌の酸を作る機能を抑制する、などの効果があります。また定期的なフッ素塗布は、歯の表面のエナメル質を丈夫にします。これによりむし歯になりにくい強い歯をつくります。とくに生え始めの歯に効果があります。

・３ＤＳ

３ＤＳとはDental Drug Delivery System（デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム）の略称です。徹底したＰＭＴＣをおこなったあと、抗菌剤によりむし歯や歯周病の原因菌を殺菌し、むし歯や歯周病の予防を行う方法です。

CRT(Carles Risk Test)

唾液を検査してむし歯に対するリスクをチェック！
むし歯のかかりやすさは個人個人で異なります。
科学的な検査であなたのむし歯に対する危険度を判定して、あなたに合った予防プログラムでお口の健康を保ちましょう。
検査はかんたん。一定時間で唾液を採取するだけ。2日後には結果が分かります。

ミュータンス菌の数ラクトバチラス菌の数
唾液中の細菌を培養した図

唾液を試験紙に滴下し
色の変化を見ます

唾液緩衝能高い	⇒	う蝕のリスク低い
唾液緩衝能中程度	⇒	う蝕のリスク中程度
唾液緩衝能低い	⇒	う蝕のリスク高い

唾液緩衝能／唾液の抵抗力（中和する力

価格
ＣＡＴとＣＲＴの検査は、セットで行います。
セットで￥４、０００です。

CAT 21 Test(Carles Activity Test)

舌を噛むだけで、前歯が閉じなくなります。

シーエーティー21テスト 【ウ蝕活動性試験】
このテストは、あなたの口の中のむし歯菌が作りだす酸がどれくらい強いかを調べるテストです。
口の中と同じ状態を試験管の中で再現し、試験液の色変化によりむし歯のなりやすさを判定します。
試験結果が悪くても、あなたのディフェンスパワー（唾液がむし歯を抑える力）が強ければ少し安全です。

ディフェンスパワーを調べる別のテストも受けてみてください。

判定結果票
テスト色判定		むし歯が作る酸の強さと予防・対策
	安全（-）	むし歯が作りだす酸の強さは弱いようです。これからも食事やおやつの後には歯磨きを続けて口の中をきれいな状態に保ちましょう。
	注意（+）	むし歯菌が作りだす酸の強さはやや強いようです。食事やおやつのだらだら食いはやめ、良く噛んで食べましょう。食べた後は必ず歯磨きをていねいに行い、口の中を常に清潔な状態に保ちましょう。
	危険（++）	むし歯菌が作りだす酸の強さは強いようです。このままではむし歯が増える心配があります。砂糖を多く含む飲食物はできるだけとらず、おやつは回数をへらし、だらだら食いはやめましょう。食べた後はすぐに歯磨きをていねいに行ないましょう。
	非常に危険（+++）	むし歯が作りだす酸の強さは非常に強いようです。このままではむし歯がどんどん増え、ひどくなりそうです。砂糖を多く含む飲食物は必要以上にとらず、間食は時間を決めて食べた後はすぐに歯磨きを徹底的に行なってください。歯医者さんでフッ素塗布やシーラントを行ないましょう。

価格
ＣＡＴとＣＲＴの検査は、セットで行います。
セットで￥４、０００です。

3DS(Dental Drug Delivery System)

３ＤＳとは・・・
3DSとは、安全かつ確実に抗菌剤やフッ素等を歯面に塗布する方法です。
この方法により、虫歯を効果的に予防する事が出来ます。
まず歯の表面に一定時間・一定濃度の消毒薬を有効に作用させるために個人の歯列に適合したマウスピースを使用します。
マウスピースは、歯の型をとって、透明な薄い樹脂で作り、中に「虫歯菌を除菌する薬剤」を入れて、使用します。その中に専用の消毒薬を流し込んで上下の歯に装着することにより、歯の表面から更に細菌を大幅に減少させることが可能になります。

３ＤＳ適応症例

乳歯にむし歯が多いお子さま
（永久歯へむし歯菌が感染するのを予防）

むし歯が多発するご両親やご家族の方
（3DSでむし歯菌を除菌し、母子感染を予防）

むし歯になりやすい方
（むし歯の発生を防ぎ、進行を抑制）

歯周病の方
（歯周病に効果のある薬剤を使用）

唾液分泌量が減少している方
（歯根のむし歯、かぶせものの周りのむし歯を予防）

～子供の歯をむし歯から守るために～

歯が１本も生えていない子供の口の中にはむし歯菌はいません。むし歯菌は生後１９ヶ月から３１ヶ月くらいの時期に母親からの口うつしの食事で唾液などを通して感染するといわれています。小さい子供のいるご家庭は、家族全員が３DSを行い、むし歯菌をなくして、子供に感染するのを防ぐことが大切です。

３ＤＳの流れ

１．初診・検査口の中の状態や、虫歯菌のチェックをします。

２．マウスピースの型どり個々にあった歯の模型を作るためのものです。

３．再来院・クリーニングクリーニングで歯をキレイにします。

４．３ＤＳ開始前回作ったマウスピースに薬液をいれて、歯にはめこむ。５～１０分で完了その後、２週間に１回通院。クリーニングと３ＤＳを繰り返す。ご家庭でも、薬液を入れて使用してもらいます。



５．２ヶ月後、修了再度検査をして、クリーニングをします。

６．１週間後・結果検査の結果。良くなっていれば、その後定期健診。改善があまり見られない、予防として続けたい方は個々に応じて、治療計画をたてます。
※これは一例なので、変わることもあります。

３ＤＳ・ＢＭＬのデータについて
３ＤＳによるＭＳ菌の除菌効果

7名の被験者が3DSを120日行いMS菌の変化ＢＭＬで検査しグラフに示したところ5つのパターンのグラフにわけられました。

①	②

③	④

⑤

５つのグラフに共通すること・・・

虫歯の経験数の多さや、個人の唾液の性質の違いにも左右されますがいずれも１２０日後でもMS菌スコアが初期値を下回っていることです。

★当医院でも、矯正治療中のブラッシングしにくい環境にある

ＡさんとＢさんに3DSを行っていただきました。
上の５つのパターンのグラフと照らし合わせてみるとＡさんは⑤、Ｂさんは④のグラフと同じような結果になりました。

Ａさんのグラフ

Ｂさんのグラフ

ＡさんもＢさんも３DSを始めた直後はＭＳ菌が減少していますが、

▼３０日付近にはMS菌数が初期値を上回る見かけの増加現象が認められます。
これはバイオフィルムが破壊されると、その中に住んでいた菌体が急速に増えだし細菌の小さな集団（マイクロコロニー）を再び作ります。
細菌の数は少ないにもかかわらず、歯の表面から剥れ唾液の中に移行しやすくなる。
結果的に口腔内の唾液によってコロニーの形成数が多くなると考えられています。

▼５０～６０日付近になるとコロニー数も少なくなりおおむね安定してきます。
その結果、MS菌数の減少傾向になっていきます。

ＢＭＬ検査

１、五分間唾液を採取します
２、依頼書の問診表に記入してもらう
３、唾液をビー・エム・エルに送る
４、数日後　う蝕検査結果報告書がおくられてきます

※３ＤＳの中にＢＭＬ検査はセットになっています。

料金について

★通院回数と金額
通院は2週間に１度、2か月で1クールとなります。（計４回の通院）

3DS 1クール…
30000円＋5000円（マウスピース代）＝35000円
※おうちで使う薬剤は別途で1000円かかります。
※２カ月目以降も継続を希望される方は、5000円で１カ月延長可能です。

歯周病の予防
歯周病は予防と早期発見が非常に大事です。
毎日の自己管理と歯科医院での定期検査やケアで歯周病を予防することが出来ます。
歯周病原菌の存在がわかっても専門家によるプロフェッショナルケアで定期的に処置し、継続して健康管理をすれば発症や進行を防ぐ事が出来ます。

BANA PERIO

歯周病のチェックをしませんか？
当医院では、かんたんな検査で歯周病の危険をあなたにお知らせします。
体外診断用医薬品承認番号　21400AMY001214000

歯周病の原因
歯周病の原因菌を調べてみると罹患した患者の歯垢の中に下記の3種が約90％の割合で存在することが判っています。

・Porphyromonas gingivalis （P.ジンジバリス）
・Treponema denticola （T.デンティコーラ）
・Tannerella forsythia （T.フォーサイス）

歯周病は、上記細菌の１種、あるいは複数種がその発症の原因のひとつとなっています。
この3種類の歯周病原菌の存在を調べるのが「バナペリオ」です。

バナペリオの特徴

完全無痛		歯と歯肉の境目に付着した歯肉縁下の歯垢を採るだけなので安全で痛くありません。
簡便迅速		専用の反応器で5分間反応を促進させるだけで結果が出ます。
結果は一目瞭然		検査結果は試験紙に出る青色の濃淡で判断できるため肉眼で認知できます。

バナペリオの料金　￥２，０００

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